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2014年7月31日 木曜日

フッ素の話し

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フッ素は魚介類や肉、牛乳、塩、お茶の葉など他にも多くの食材に含まれる成分で無くてはならない必須の栄養素です。では何が歯にいいのでしょうか?1番目の図のようにむし歯菌の酸の産生を抑制やいったん溶け出した歯の表面のカルシウムやリンを歯の表面に戻す再石灰化、歯質の強化などが期待できます。

では歯に応用するには毎日の歯磨き剤に配合されているものを使い、ブラッシング後のうがいの水を10〜15ml(おちょこ1杯くらい)にして成分が口の中に多くとどまるようにします。
歯科医院で歯の専門的なクリーニング後にきれいになった歯面に塗布します。 継続して行うと効果的です。

フッ素入り歯磨き剤使用でむし歯予防効果は20〜30%、歯面塗布で30〜40%といわれています。フッ素の使用でむし歯にならないというわけではないので正しいブラッシングやフロス(糸ようじ)、歯間ブラシの使用や歯科医院での定期的なチェックが必要です。

なお京都市内にお住まいの2歳から3歳児(満2歳のお誕生日から4歳の誕生日の前日まで)は母子手帳に添付の受診票で「フッ化物歯面塗布」が1回分が無料で受けることができます。





投稿者 山口歯科医院

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